工房ロマンさん - ええね美馬

「みまから」は美馬市の特産品のひとつである激辛調味料で、ここ数年の間に各メディアで紹介され「病みつきになる」と全国の辛党からも支持を得ています。
美馬町の工房ロマンさんにお邪魔して、「みまから」の製造を見学させていただきました。

工房ロマンのスタッフの皆さん。中央が代表の住友さんです。

原料の美馬産「青唐辛子」。大きめで肉厚な唐辛子です。
収穫の時期は７月〜９月頃で、みまからの製造もこの時期だけに行われます。

まずは下準備でヘタを切り落としていきます。

「みまから」は約10年前に地元商工会の女性部によって町おこしのための特産品として開発したのがきっかけで誕生したそうです。

原料の青唐辛子はなんと、素手で触ると痛いほどだそうです。
「みまから」作りを始めた頃はすべて手作業だったため、手を冷やしながら行っていたと代表の住友さんが初期の頃の苦労を語ってくださいました。

細かく処理した唐辛子にをかつお節、調味料を加えて煮込んでいきます。とてもいい香りが漂います。

出来上がった「みまから」を瓶に詰めていきます。手際よく、黙々と作業を進めていきます。

瓶詰めした後は、熱処理を加えて完成です。

「みまから」は瓶、袋入りの他に20グラムずつ小袋にパックされたタイプもあります。どれも容量は100gです。
※保存料は使用していないため、開封後は冷凍庫で保存してくださいね！

贈答品として　みまからセットがあります。

「みまから」の食べ方は、薬味として麺類、お鍋、冷奴、刺身、ドレッシングに加えたり、マヨネーズと合わせてソースにしたり。
カレーに加えるのもお薦めです。辛味のアクセントが欲しい時に色々使えます。

辛党の方はご飯に合わせて食べることが多いみたいです！
唐辛子自体の旨味に加えてかつお節の旨味も効いているので、ご飯が進みます。（非常に辛いですが…）

工房ロマンではその他にマイルドな辛さの「ゆずみそ」と「みまからみそ」、激辛の「ちりめんみそ」、焼き肉のたれ

なども製造されています

「みまから」は美馬市内の産直市のほか、徳島の物産を扱うお店、一部のネットショップからも購入できます。